白い灰になるまで やらなくても・・・

 「『白い灰』ってなに?」って聞かれたら、私の世代の人はまちがいなく「あしたのジョー」って答えると思います。いや、いきなり何?って思いますよね(笑)昨日良く見ているケーブルTVのアニメのチャンネルで、「あしたのジョー2」が最終回だったもんで・・・。原作は昭和40年代の中ごろだったんじゃないかしら。丈(ジョーの本名は矢吹丈って書くんで)の永遠のライバル、力石徹の葬式まで本当に出しちゃうぐらい世相を揺るがした大作な訳ですが、パンチドランカーに蝕まれながら「ホセ・メンドーサ」との15Rにも及ぶ激戦で最後燃え尽きて白い灰(死亡した?)になってしまうんです。
 てか、ありえないけどね。そうなる前にジムなり、コミッショナーなりが止めるでしょ。ふつう。でも、夢中になって見てたな・・・。アニメ化はされてないと思うけど「愛と誠」ってコミックも好きでした。あ、「あしたのジョー」も、「愛と誠」も少年マガジンです。
 「愛と誠」の方も、なかなか「ありえないでしょ!」っていうストーリー展開でした。まず誠が札付きのワル。それも今で言う「ヤンキー」とか、昔の「ツッパリ」なんていうレベルじゃない。まさに愚連隊。通っている高校の生徒全体がそんな感じ。番長だとか、スケ番だとか、いままさに死語に成りつつあるけど、そんな連中がゴロゴロ出てくる。
 今じゃアニメ化出来ないかもな・・・残酷なシーン(リンチとか)多いからR指定だよ。でも、それでも純愛モノなんだよね。今度レンタルで借りてみよう。
 でも、こうやって振り返ると私、少年マンガばかり読んでたな・・・。少女マンガって「ベルばら」くらいしか思いつかないし(笑)