海 花火 そして怪談

 夏って言ったら、やっぱりこの3つじゃないですか?いや、人によっては「ホタル」とか「カブトムシ」とか色々あるでしょうけど、私の場合この3つですかね・・・。泳げないクセに海が好き。若いころは毎週休みのたびに房総行ったり、葉山行ったり、江の島行ったりしてました。鎌倉よく行ったなぁ。最後に行ったのはもう17年も前だから、街の中変わってしまったりするんだろうな・・・。
 花火は花火大会というより、自分で買ってきた花火を庭先でやるのが好きです。息子が喜ぶから小さい時は毎年 蚊取り線香つけてやったなぁ。今、なんか変な花火に息子気が行ってて「煙玉」とか「忍者玉」とか・・・それって煙だけでるやつじゃないの?と、言いつつ私も子供の頃「へび玉」好きだった。にょろにょろ焦げカスみたいなのが出てくる奴。・・・どうして子供って変なものが好きなんだろうね。
 怪談は子供の頃、うちの母親が好きだったんで「番長皿屋敷」とか「四谷怪談」なんていう時代物の怪談も見てたし、ワイドショーでやってた「あなたの知らない世界」っていう心霊番組が好きでした。最近の「アンビリーバボー」みたいな奴です。
 昨日も書いたけど、この時期じゃなくてもウロウロしてる父親のおかげで我が家はスリルにあふれています(笑)息子、昨日の夜 誰もいない2階から下りてくる足音聞いてるらしいの。今日ドラ焼き供えたんで、しばらくは静かにしていてくれると思うんですが・・・(どうも餡子が食べたくなるとウロウロ始めるらしいので)病気で2年半なにも食べられなくて点滴だけで過ごしていた人なので、大好きだった餡子供えてあげるのが一番の供養だし、供え忘れていると「喰わせろ!」って出てくるのも解る気がするんです。私にとっては親なので恐怖心はないんだけど、知らない人は、やはり不気味に思うよね。
 今は、それでも随分落ち着いたんですよ、やはり四十九日までの間がワサワサしてました。面白いもんで、亡くなる前から殆ど話が出来ない状態にあった父親なので親子でしか解らないテレパシーみたいなもので会話していた部分があるんですが、亡くなってから父の意識が私の中に「ポン!」って入ってくるんです。で、何気に「今、こう言ってるから」って傍にいる人に話すと、思い当たることがあるのか、みんな青ざめたりして・・・。
 母に言わせると私は「父が産んだ」と思うくらい一卵性親子だったようで。違う部屋にいるのに「アレ持ってきてくれ」と言われてちゃんと父の欲しいもの持って行くぐらいでしたから。息子が生まれる二年前に他界した父。おバカな息子でも「俺の孫だ」ってんで可愛くて見に来てるのかもしれません。