忘れては いけない

 RYOさん、まこと、二人ともコメントありがとうです!まずは、お二人に この場をかりて お返事します。
 RYOさん「破」見て来ましたか・・・って、いきなり!? でも過去のエヴァとは全く違うエヴァとして見れた方が楽しめるはずなので(どうしても「前のエヴァは、こうじゃなかった」・・・的な見方してしまうと思うので)『素』から入れた方が頭に(記憶に?)残り易いかも。
 まことのとこだけじゃないよ、「アキバ系小学生」(笑)うちもエヴァの劇場版は息子も見に行ったし、「かんなぎ」とか「アキカン!」とか好きだし・・・。「アキバでメイドカフェ入って見たい」って言ってるしね(怖)「ひぐらしのなく頃に」は私と一緒にPCで見たわ。って、私が「火に油そそいでる」のか・・・。
 さて、行って来ました、「国立歴史民族博物館」お目当ての「百鬼夜行の世界」展示自体は思っていたより小規模でした。何種類かの「絵巻」が展示してあって個々の解説をもっと知りたい様だったので目録みたいなのを「お土産」として買って帰りました。
 古墳の再現や、昔の人の暮らしをテーマにしている展示は興味もってましたね。社会で少しだけど歴史やってるんで「授業で習った」とか「教科書に載ってた」なんて時々口に出してました。
 近代の展示コーナーで私と息子の足を停めたスライド上映がありました。関東大震災の話です。丁度お昼時に起こった地震のためか(食事の支度をしている家庭が多かったんでしょうか)東京全土を炎の竜巻で覆われてしまった・・・と。それだけでもショッキングなのに地震のあと起こった「朝鮮人大量虐殺事件」も取り上げられていました。今では差別表現になってしまうのかもしれません。ごめんなさい。でも、今日見たスライド映画の表現を、そのまま使わせてもらいます。
 震災のあと、人々の恐怖心を煽るように「朝鮮人が攻め込んでくる」とか「朝鮮人が井戸に毒を投げ込む」と言ったデマが流れて、何も悪いことをしていない人たちが、大勢殺されてしまったと・・・。実は私の実家の近くでも、その事件は起こっていて近くの神社には「鎮魂(慰安だったかな)の鐘」というのが納められています。
 息子に取ってはショックだったようです。日本の悲しい罪の歴史。私たちの時代は資料集に載っていても授業で習いませんでした。息子たちはどうなんだろう。近代になってからの日本の歴史は戦争をもってしても、悲しい罪の歴史の部分が多いように思います。これから色々な本を読んだり何かで聞いたりして「教科書には載っていない歴史」に触れていくんだろうな。
 スライドを見終わった後、息子は一言も口をききませんでした。
 忘れてはいけない。 とても辛いことだけどね。