正しい事をすると いいことがある

 息子が財布を拾いました。昨日「アンデルセン公園」に行く前ですけどね。最寄りの駅まで出る途中の歩道に落ちてたんです。すぐそばに派出所があるし、「届けてから出かけよう」ってことで、お巡りさんの所に向かいました。
 警察で調書取るときに中身の確認してビックリ・・・現金1万5千円の他に商品券が1万円分。あと今風のスーパーのポイントカードなどが、どっさり。「これは落とした人、青ざめてるだろうな・・・」だって保険証や、クレジットカードなんかも入ってたんだもの。普通 財布落としたら出てくることは、殆どないって言われてるぐらいだから、落とした人 多分必死だったと思う。
 で、今朝 電話がありまして。「財布を拾って下さって、ありがとうございました」って。「ご挨拶に伺いたいので、お住まいはどのあたりですか?」って。昼過ぎにお見えになりました。拾ったのは息子だった、って事を伝えていたんですが洋菓子屋さんの包みと謝礼金までいただいてしまいました。息子にとっては大きな臨時収入(笑)早速、攻略本買うつもりでいるようですが・・・(呆)
 正直、息子が一緒じゃなかったら私、悪魔に魂を売ってしまっていたかも(笑)嬉しかったのは、落とした方が「ありがとうございました」と尋ねて見えたのも勿論ですが、息子が真っ直ぐな目で「警察に届けよう」と、言ったことです。「ああ・・・この子は、まっすぐに生きてくれてるんだ・・・」親が爛れてしまってるのに・・・
 このまま、真っ直ぐな正直に成長してくれることを切に願う母であります。