勇気を出して

 息子と耳鼻科の帰りに隣の駅前にある「ショッピング・モール」に遊びに行きました。実は先週、そのなかにあるゲーセンでパチスロをやってメダルが700枚ぐらいあるので「期限切れになる前に遊んでおこう!」というのが目的だったのですが(笑)
 いざゲーセンに行くとメダルで遊べるパチンコ台に、私の好きな「アクエリオン(フルスペック)」と、エヴァの「奇跡の価値は」が並んでありました。息子に「エヴァやる?」ときいたら余り気乗りしない様子。でも「これって当たると『ルフラン』かかる奴?『原始〜』も聴ける?」・・・そりゃ確立変動や時短引き戻しすれば聴けるけど・・・「じゃ、やる!」・・・さすが私の息子(笑)
 残念ながら単発当たりでしたから「残酷な天使のテーゼ」しか聴けませんでしたが、そのメダル持って他のゲームをやりに行った息子、そこで友達が出来たそうです。
 一人で遊んでいたら「この時は、ここを狙ったほうがいいんだよ」とか、「メダルが増えるチャンスは〜〜だよ」とか、同世代の男の子同士で来てる子たちが色々教えてくれて友達になったそうで・・・。これはかなり楽しかったようです。
 私がアクエリオンを打っている間DQのカードゲームをしようと機械の前に並んでいた息子。息子の前の前にいる男の子のグループが「カードを買うだけ」の為に何回も繰り返し購入していて順番を変わってくれなかったんだとか・・・。息子の前には一人で並んでる男の子。その子はいつになったら自分の番が来るんだろうと不安げにしていたそうで・・・。
 息子、勇気を出しました。変わってくれない子供たち(中学生だったようです)に「後ろに並んでる人がいるんだから、順番変わってよ!」と言ったんだとか!言われた子たちはシブシブ変わってくれたそうですが、何も出来なくて困っていた息子の前にいた子が「ありがとう」と言ってくれたんですって。よかったね、息子も、その子も・・。
 息子の順番になった時、息子が持っていないカードが必要になった時「どうしよう!」と困っていたら・・・なんと、息子が注意した男の子たちが「これ使えよ」と、貸してくれたそうで・・・。スゴイことです、これって! 
 だって普通、自分を注意した=不愉快な気持ちにさせた奴が困っていたら「ざまあみろ!」って気持で笑うじゃない?なのに助けてくれたんですよ。息子も「ありがとう」と言ってカードを貸してもらったそうです。
 勇気を出して起こした行動がプラスに働いた。今の息子に取って、この出来事は、とても大切な経験になったようです。