もうすぐ霜月

 昔の日本人って言葉の響きを大事にしていたんだな・・・って、つくづく思うんですが・・・11月の事を「霜月」確かに冷え込んできて、そろそろ霜が張るんでないかい?みたいな季節を表した言葉として納得してしまうんですが。
 昔何故10月が「神無月」なのか不思議だったのですが、「神様がみんな出雲大社に出かけてしまうから、神様がいなくなってしまう月」という意味だそうで・・・神様が出雲大社に詣でるっていうのも不思議な光景ですが。
 日本には元々八百の神(やおろずのかみ)と言って、様々な所に神様が宿っていると考えられてきたようですね。有名なのは、お正月におせち料理を用意するのは「かまど」の神様に休んでもらう為だと言う話。正月ぐらい火を使わないようにして「かまど」の神様に休んでもらう・なんて、日ごろ自分たちの暮らしを見守っている神様に対しての労いの表れなんでしょうね。
 そうそう、「トイレの神様」って最近のヒット曲にありましたが、トイレの神様っているのも いらっしゃるそうですね。
 確かに第二次世界大戦で敗戦するまでは日本は「神国」でしたからね。天皇陛下も「現人神」と言われていたそうですし。
 霜月・師走と来ると、いよいよ今年も終わりかな・・・っていう雰囲気になってきますが・・・ハロウィンが終わるとツリーを見かけるようになるんだろうなぁ・・・