夢…ここで言う「夢」とは睡眠中に見る夢の事です

元々夢って現実世界で実際に起こった事や 起きている間に体験したこと、印象に残ったこと等が 脈絡のない形で出て来たりしますよね…。

多分高校時代。卒業式。好きだった彼とは違う進路に進む春。
好きだった癖に告白は出来なくて もう明日から見る事の出来ない彼の顔を涙で潤んだ目で見ている…「せめて一言声を聞きたい」勇気を振り絞って、彼に声をかける私。

「卒業したら…大学は何処に行くの?」
「俺 大学じゃなくて、スポーツトレーナーの養成所行くんだ。卒業したら指導する資格とか手に入る学校」
「そうなんだ…なかなか会えなくなっちゃうね」
「頼みあるんだけどな…」
「頼み?」
「というか、お願い。ジャージ作ってくれない?君の作ったジャージ着て実習受けたいからさ…」


夢の話しですからね(笑)あくまで!
に、しても脈絡なさすぎ(笑)夢の中では このあと自宅にそれぞれ帰った二人が電話で会話する…って辺りで目が覚めちゃったんですけどね。

この彼は実際 中学時代の同級生。違う高校に行った後も文通したり時々映画を見に行く等 ちらほらと彼が一浪して大学に入る頃まで会ったりしてました。勿論 夢の中と同じく私の片思い。当時の私を知っている人なら解るかな…「でんでん」と呼んでいた あの彼です。


実際に彼と最後に会った?のは息子がお腹に入っていた時。アカチャン〇舗で奥様連れた彼とバッタリ!でした。

中学の時 冗談で「お互い30歳過ぎて結婚してなかったら 一緒になろうよ」みたいな事を言っていて 実際は30歳ギリギリで二人とも結婚していた訳ですけどね(笑)でも この彼って 私の夢の中に よく出てくるんです。

若い…と言うより 幼いなりにホントに大好きだった彼。爛れた大人の恋愛にドップリ浸かってしまった今の私にはピュアな思い出ですが…

師走に入り 慌ただしい毎日、ひと時の潤滑油みたいな夢を見たお話しでした(笑)