昨日のことなんですけど

午前中に「竜巻注意報」が出たり 雷が鳴ったり 叩きつけるような土砂降りの雨が降った昨日。息子が登校する時は 薄日が射していたんです。一応天気予報では午前中に雨と出ていたし、駅から学校までの間で降られたらアウトなので「折りたたみ傘持っていけ」と言ったにも関わらず「大丈夫だよ」と家を出たバカ息子…

「ほらね…降ってきた」普段なら部活もあって帰宅するのは夜なんだけど 生憎今は期末テスト期間…「ちょうど降られるんじゃないかい?」自宅の辺りと学校の辺りとでは一時間くらいのタイムラグがあるから こちらで降り方が和らいだ頃 そんなふうに考えてたんですけど…

案の定 濡れて帰って来た息子。ポケットに入れていたスマホも一時的にヤラレちゃったのか スピーカーから音が出ないと言う状態(これは時間が経ったら直りましたが)それだけの雨だった割には濡れ方が酷くない。

「車に乗せてもらったんだ」…?誰の?
なんでもMAX土砂降りの中 下校していた息子、気が付くと息子の歩調に合わせて一台の車が近づいてきて 軽くクラクションを鳴らしたそうで…「?」と振り返るとドライバーの方が「乗りなさい!Y駅までで良かったら乗せてあげるから」

息子が言うには運転されていたのは年配の女性の方。「濡れたの拭きなさい」とタオルまで出して下さって「持って行っていいから」と。

咄嗟の事で 名前も電話番号も聞く事が出来ず、息子も「親切にしてもらったのに お礼出来ない」と感謝と後悔の混じった複雑な心境。私のブログなんて御覧にならないと思いますが 感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。おかげで息子は風邪をひくことなく 今朝期末テスト最終日 無事に登校して行きました。
本当にありがとうございます。
「情けは人の為ならず」廻り廻って自分に返って来るんだよ…と以前息子に話して聞かせましたが 今回の優しい女性の心遣い 親子で感謝、感動しています。
日々の行いは しっかりしないといけませんね。