あれから三年

今日は多くのテレビ番組で東日本大震災関連の特集を放送していました。そう…あれから三年経ったんですね。

あの日 私はバイトの時間になるまで いつもと同じように昼寝しようと横になっていました。凄い揺れで天井からぶら下がっている蛍光灯が弧を描いていました。普段地震にビビった事の無い私も流石に身の危険というか「ダメかもしれない」みたいな事を考えたのを覚えています。

幸い私の周囲では大きな被害はありませんでしたが、一日また一日と日が過ぎるうちに被害が そして地震の影響が大きく伝えられるようになって不安な気持ちを嘲笑うかのように 大きな余震が繰り返していました。

昨日 「遺体」という映画を見ました。遺体安置所で働いていた方の体験を映画化した作品だそうで 全て実話だそうです。何十という遺体が運ばれて来る中 身元確認の作業をされる医師団、搬送する消防団、市の職員の方々…沢山の方が身を粉にして作業に当たられているのを見て、これが東北のあちこちの町で同時に行われていた風景なのか…と気がついて…。

例えば未曾有の大惨事だった日航機墜落事件(御巣鷹山の)520人が犠牲になった、あの事故ですが、あの時と同じような状況が東北のあちこちで起きていた訳ですよね。

まだ交通の復旧していない所もあるようですし、原発の事など今後の問題も まだまだあるようですが「今日を精一杯生きる」ことが大事なことだと思うようになりました。

明日何があるかなんて誰にも判らない。なら後悔しないように今を生きないと…って。

なかなか難しい事ではありますが…